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みんなが気にしてる「老後に必要なお金」
さて、年始早々お金の事を考えているわたしなのですが、スマホを見ていたら急増キーワードで「老後に必要なお金」が上がっていました。
みなさん、年始早々心配事を調べているんですか!ブリとか昆布巻き食べたほうがいいですよ!
しかし、気になりますよね、老後に必要なお金。NHKで老後破綻の番組をやってから「自分たちの老後ってやばいんじゃないか」という意識が一般の人たちにも根付いてきたように思います。小難しい計算は抜きにして、必要なお金などをざっくり上げていきたいと思います。
定年から35年生きると〇〇〇〇万円が必要?!
年末には年金定期便がやって来ましたね。中身見て「げっ!すくな!!」と白目むいた方も多いでしょう。かく言うわたしもその一人…年収500万の人が約40年働き、厚生年金と国民年金を受け取ると、その額約15万です。フルで払ってこの金額です。
貯金は少しあるけど、本当に足りるかな?誰もがふと考えたことのあるテーマではないでしょうか。
実は平均的な老後の生活費と年金額を使って、老後に必要な資金の概算は簡単に出すことができます。
老後の生活資金はいくら必要?
夫婦二人で考えてみます。
月の支出:夫婦の最低日常生活費27万
月の収入:年金21万
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ー6万
おっと!さっそくマイナスぶっこきました。
月の収入は夫の年金15万(サラリーマン年収500万)+妻の年金6万(国民年金のみ)で見ています。
近頃は人生100年と言われているので、65歳から35年生きたとすると二人で2520万円が必要になります。
さて、ここで大体の方は絶望されます。これが老後破綻か、と…。
インフレが貯金を目減りさせる
いきなりですが、みなさんはいくら貯金があるでしょうか。
タンスに100万あるとしましょう。
その100万は、10年後にはどのくらいの価値があると思いますか?アベノミクスで物価上昇率2%を目指していますので、10年後にその通りになっているとしたら、あなたの100万円は約82万円の価値しかなくなってしまいます。タンスではなくたとえ銀行に預けても、金利は0.001%です。100万を10年預けても利子は100円です。ということは、タンスに入れても銀行に預けてもすごく損してしまうという事なんです。
※現状の物価上昇率は緩やかで、目標を下回り0.6%ほどです。
老後資金の確保と、貯めて守る方法は?
老後のお金が足りなかったり、せっかく貯めたお金が減ったりと不安要素が増えてしまいましたが、シンプルに考えるとマイナス6万を補てんしながらインフレに勝てば良いと言えます。
そこで必要不可欠になるのが、資産運用です。
「資産運用ってお金が減るかもしれないんでしょ?それだったら手元に持っていた方がいい」というのは、現状のリスクを小さくし過ぎるが余り、老後のリスクを大きくしていると言えます。
金利3.5%の低リスクな運用でも30年運用すれば3000万以上は貯まります。さまざまなリスクはそれらを分散することで低く抑えることもできます。
あなたにぴったりな資産運用とは
マイナス6万を補てんしながらインフレに勝つ方法は無数にありますので、自分の興味のあるものからスタートしてみるのが良いと思います。たくさん種類があって、何から手を付けて良いのか分からないという人には、ぜひ色々な投資を少額でやってみることをお勧めします。食べ物や服の好みのように、何が気に入るか、何が似合うかは他人が決められるものではないからです。